ルカの福音書 15章 4~7節
2025年2月23日 第4聖日
 牧師 長江 忠司

 イエス様が語られた3つのたとえ話の内、迷子の羊のたとえ話から学びましょう。
 第一に、人間は迷い出た羊であり、その先に死が待っていることです。人は神によって命が与えられ生かされている存在ですが、神を信じない人は羊飼いであるイエス様の元を離れて歩んでいます。そのままですと、死後に神のさばきを受けて、地獄に行かなければなりません。
 第二に、主は迷子の一人を捜し続けておられることです。羊飼いは一匹だけだからと、諦めることをしませんでした。その一匹が見つかるまで捜し続けたのです。私たちもそのようにして主に見出され救われることができました。その私たちは羊飼いである主のお手伝いをするべきなのです。
 第三に、羊を見出した時に大きな喜びがあることです。羊飼いは友達や近所の人を呼び集めて一緒に喜びました。魂が主に見出され救われる時に、羊飼いである主は喜ばれ、また天に喜びがあります。また共に歩む者に喜びがあります。教会にとっての最大の喜びは魂の救いなのです。
 あらためて周りにおられる、まだ救われていない魂をイエス様の眼差しで見つめましょう。諦めずに祈り伝えましょう。

<聖書のことば>
「あなたがたのうちのだれかが羊を百匹持っていて、そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。
ルカの福音書 15章 4節