詩篇 103篇 1~5節
2024年12月29日 第5聖日
牧師 長江 忠司
今年最後の聖日礼拝となりました。私たちは主から多くの恵みを受けていますが、忘れて呟いてしまいがちです。しかし、主が良くしてくださったことを何一つ忘れるなとみことばは教えます。呟きがちな私たちが主の恵みを忘れず、主に感謝して歩むために何が必要でしょうか。
第一に、救いの恵みを日々覚えることです。置かれている状況により、自分が幸福なのかどうかを判断してしまいがちです。しかし、それらはすべて変わりやすいものです。人間にとって最高の祝福は救いです。救いに変わりはありません。救われている恵みを日々覚えて歩むことです。
第二に、主から与えられている恵みに気づくことです。表面的な状況だけを見て一喜一憂するのではいけません。何気ない日常の中で主が与えてくださっている恵みを見出し、気づくことが大切です。
第三に、主の約束を信じ、信仰の目で恵みを見ることです。困難の中にある時、私たちは不満を持ち恐れてしまいがちです。しかし、その時に主の約束を覚えましょう。この先に主が用意されている祝福を信仰の目で見ることが大切です。
信仰により主の恵みに目を留めて、いつも主に感謝して歩みましょう。
<聖書のことば>
わがたましいよ 主をほめたたえよ。主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
詩篇 103篇 2節