ペテロの手紙第二 3章 3~4節
2024年8月11日 第2聖日
牧師 長江 忠司
ペテロの手紙第二の最後の章に入っています。愛する者たちと呼びかけ、心得るべきことについて記されています。
まず、みことばをあざけり疑わせる者を警戒することです。これまで学んだ偽教師たちがまさにそうですが、終わりの時代になると、その様な存在が多くなるのです。サタンはみことばに疑いを持たせて来ます。神のみことばに信頼することです。
次に、神はご計画を進めておられることです。ここで「終わりの時」とありますので、神はご計画を持って進めておられることがわかります。
第一に、終わりの時から今の時を見つめることが大切です。私たちは今だけを見て歩みがちですが、終わりの時を見て、そこから今を見て歩む時に、今なすべきことがわかります。
第二に、信仰によって後の姿を見ることです。神のご計画があり、御業をなそうとされています。ですから信仰を持って、後の状態や姿を見ることが必要なのです。
心得るべきことをしっかりと心に留めて、信仰によって歩みましょう。
<聖書のことば>
まず第一に、心得ておきなさい。終わりの時に、嘲る者たちが現れて嘲り、自分たちの欲望に従いながら、こう言います。「彼の来臨の約束はどこにあるのか。父たちが眠りについた後も、すべてが創造のはじめからのままではないか。」
ペテロの手紙第二 3章 3~4節