ペテロの手紙第二 1章 16~18節
2024年 6月 9日 第2聖日
牧師 長江 忠司

 今日の個所から、二つのことを学びます。
 まず第一に、キリストにある希望を証しすることです。ペテロは最初の手紙において、キリストの力と来臨について何度も伝えました。主は一度目、人類の身代わりに死ぬために来られました。二度目は王として来られて、地上で御国を築き治められます。私たちはその希望をしっかりと持ち、他の人に伝える必要があります。
 第二に、目撃者として生きた証をすることです。ペテロに反対する人たちはペテロの話を作り話だと批判したようです。しかし彼は自分たちがキリストの威光を目撃したと証しました。肉眼で主を目撃していない私たちはどうしたら確信を持って証しすることができるでしょうか。一つは聖書を読むことです。主とお会いし、主の御業を経験した人が書いているからです。もう一つは生きた主の御業を経験することです。信仰が最も大切であることは勿論ですがみことばに従い生きた主を経験することが大切です。そうして、さらに確信をもって生きた証をするようになるのです。
 私たちもキリストの威光の目撃者です。他の人に証しましょう。

<聖書のことば>
私たちはあなたがたに、私たちの主イエス・キリストの力と来臨を知らせましたが、それは、巧みな作り話によったのではありません。私たちは、キリストの威光の目撃者として伝えたのです。
ペテロの手紙第二 10章 16節