ペテロの手紙第二 3章 1~2節
2024年8月 4日 第1聖日
牧師 長江 忠司
3章に入りました。旧約聖書や新約聖書のみことばの記憶を呼び起こし、思い出すようにと記されています。
なぜ思い出すことが必要なのでしょうか。第一に、私たちは忘れてしまいやすいからです。神のみことばを忘れやすいですし、神から受けた過去のお恵みを忘れてしまいやすいです。そうなると、私たちの信仰は弱り後退し始めます。第二に、私たちは状況に目を捕らわれてしまいやすいからです。目の前の状況に目を注いでしまいます。だから、神のみことばをいつも思い出す必要があります。
みことばを思い出すならばどうなるかですが、純真な心を奮い立たせて歩むことができます。来聖日に学ぶ予定ですが、主の再臨について記されています。神のみことば、約束を思い出し心に留めて歩むならば、主によって心は奮い立たせられます。信仰に立って歩み、また苦難を乗り越えて行くことができます。
新たなことを学ぶことは非常に大切です。しかし、もっと大切なのは、これまでに聞いたみことばを思い出すことです。日々、主のみことばとお恵みを思い出して、純真な心を奮い立たせていただき歩みましょう。
<聖書のことば>
愛する者たち、私はすでに二通目となる手紙を、あなたがたに書いています。これらの手紙により、私はあなたがたの記憶を呼び覚まして、純真な心を奮い立たせたいのです。
ペテロの手紙第二 3章 1節