マルコの福音書 15章 1~ 20節
2025年3月 30日 第5聖日
牧師 長江 忠司
主の復活を祝うイースター復活記念礼拝を前にしています。イエス様がどのようにして十字架刑に至ったのかを通して、今日の個所から3つのことを学びます。
第一に、主の側に立つことです。総督ピラトはイエス様に罪は無いとわかりましたが、ユダヤ人が騒ぎ暴動になりそうなのを見て、死刑判決をくだしました。彼はカエサルの側に立ち、自分の身を守ろうとしたのです。私たちもイエス様とこの世のどちらの側に立つのかが問われています。
第二に、主に従う歩みに忍耐が必要です。栄光の神の御子がどれだけあざけられ痛めつけられたでしょうか。しかし主はその中で忍耐されました。私たちも信仰生涯を送る上で必ず苦しみがあり、忍耐する必要があると覚えなければなりません。
第三に、主は忍耐の先に祝福を用意されています。イエス様はその苦しみを忍耐した先に、キリストを信じる者への救いがあるという希望を見ておられました。私たちも忍耐の先に主が祝福を用意されていると信じて、希望を持って歩むことです。
主にある忍耐が必要です。主に頼り、主に倣って忍耐して歩みましょう。
<聖書のことば>
しかし、イエスはもはや何も答えようとされなかった。それにはピラトも驚いた。
マルコの福音書 15章 5節
