使徒の働き 2章 42~47節
2024年10月6日 第1聖日
張替 道雄 インターン訓練生

 この数年間、新型感染症の影響によって、私たちの教会でも、対面での交わりを制限せざるを得ない状況が続きました。しかし現在は、感謝なことに、主のゆるしの中で、主にある親しい交わりが戻ってきつつあります。そこで今朝は、改めて、私たちが立ち返るべき「主にある交わりの原点」を、初代教会の模範から学ばせていただきましょう。
 第一に、彼らはいつも使徒たちの教え、つまりキリストの教えを堅く守っていました。教会でなされる交わりはすべて「主にある交わり」ですから、キリストの教え、聖書のみことばが中心であるべきではないでしょうか。私たちは何よりもまず、励まし合ってみことばを堅く守るべきこと、また、互いにみことばを分かち合うべきことを覚えましょう。
 第二に、彼らは互いに愛し合っていました。一切のものを共有し、それぞれの必要に気づいて助け合っていました。私たちも、キリストの愛をもって互いに愛し合うなら、初代教会と同じように、周りの方々から好意をもたれる教会となり、そこに主の栄光が現されるのではないでしょうか。
 第三に、彼らは心一つにして祈っていました。一人の祈りも大切ですが、教会が心一つにして祈るところに主が豊かに働かれることを覚えましょう。

<聖書のことば>
彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。
使徒の働き 2章 42節