ゼカリヤ書 4章 1~ 14節
2025年3月 9日 第2聖日
 牧師 長江 忠司

 神がゼカリヤに見せられた第5の幻から学びます。神殿の再建工事のために主が立てられた指導者ゼルバベルへのことばが語られました。
 第一に、神の霊によって強められて歩むことです。周囲にいた敵の妨害にあい工事が中断していましたが、主は指導者ゼルバベルに、人の権力や能力によらず、神の霊によってなすことを教えられました。私たちも人の力によらず、神の霊に満たされて進むことが大切です。
 第二に、神の恵みをいつも見て、より頼み歩むことです。神は大いなる山を平にされると言われました。それは神の恵みでした。私たちはいつも神の恵みを見て、神の恵みにより頼んで歩むことが大切です。
 第三に、全地を行き巡る主が見ておられると覚え、失望せずに歩むことです。神は「だれがその日を小さなこととして蔑むのか」と言われました。初めはそのような状態でしたが、全地を行き巡る主が見ておられ、工事を完成させられました。私たちも今の状況だけを見て落胆せず、すべてをご覧になり、私たちを強めて完成へと導いてくださる主に信頼して歩むことです。
 自分の持つ権力や能力に頼らず、主の霊に満たされて歩ませていただきましょう。

<聖書のことば>
彼は私にこう答えた。「これは、ゼルバベルへの【主】のことばだ。『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の【主】は言われる。
ゼカリヤ書 4章 6節