ゼカリヤ書 1章 1~6節
2024年11月24日 第4聖日
 牧師 長江 忠司

 本日よりゼカリヤ書の講解説教を開始します。主の恵みにより、神殿再建工事のためにエルサレムに帰還できた民でしたが、妨害にあい工事は長い間中断していました。主は彼らにハガイとゼカリヤを通して語られました。
 第一に、神は罪をお怒りになられます。神は愛のお方ですが、同時に罪を嫌われるお方です。特に偶像礼拝の罪を嫌われます。救われていれば罪が赦されていますが、罪に対して寛容な訳ではありません。主が喜ばれる正しい道を歩む必要があります。
 第二に、神は私たちの悔い改めを望まれています。万軍の主が帰れと言われているのです。主のみこころは、私たちが主から示されたならば、直ちに主の元に帰ることです。それこそが霊的に成長する秘訣です。
 第三に、神のみことばに従うことが確かな道であることです。いつの時代もみことばは確かであり、語られたことが成就していきました。それは今も同じです。示されたみことばに従う者でありましょう。
 私たちは気が付かない内に、主から離れて歩んでしまいがちです。主はそのことも示してくださいます。主から示されるならば直ちに悔い改めて、主のもとに帰るようにしましょう。

<聖書のことば>
あなたは人々に言え。『万軍の【主】はこう言われる。わたしに帰れ。──万軍の【主】のことば──そうすれば、わたしもあなたがたに帰る。──万軍の【主】は言われる。』
ゼカリヤ書 1章 3節