創世記 22章 1~13節、ローマ人への手紙 8章 31~32節
2024年12月22日 第4聖日
 牧師 長江 忠司

 神様のアブラハムへの命令から、クリスマスについて考えましょう。
 アブラハム夫妻には子供がおりませんでした。しかし神は約束通り、彼が百歳の時に子を与えられました。長く待ち望み、やっと与えられたのがイサクだったのです。しかし神はそのイサクを全焼のいけにえとして献げるように命じられました。アブラハムは信仰によって従い、ほふろうとした時に、主の使いが止められました。自分のひとり子さえ惜しむことがなかった彼の信仰を主は認められたのです。アブラハムは一人子を献げずに済みましたが、神は後に一人子であるイエス様を与えられました。イエス様は人としてお生まれになられました。それがクリスマスです。そして神はご自分の御子さえも惜しむことなく、人間の代わりに裁かれ、死に渡されたのです。
 そうであるならば、私たちは2つのことを覚えるべきです。
 第一に、神が私たちを恵んでくださいます。
 第二に、神が私たちの味方として歩んでくださいます。
 御子さえ惜しまずに死に渡された主が、いつも私たちと共に歩んでくださいます。このお方に心から信頼して歩みましょう。

<聖書のことば>
私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことが あるでしょうか。
ローマ人への手紙 8章 32節